本所きもの教室

「浴衣と着物に込められた想い ~心を結ぶ一期一会~」

先日、娘と盆踊りに行く際に、いつこ先生に浴衣の着付けをしていただきました。
夏といえば…かき氷!スイカ割り!花火大会に盆踊り!!
浴衣を着て花火大会や盆踊りに行くこと。
最も日本らしく、季節や風情を感じられることを、日々の忙しさの中で忘れていたように思います。
そんな時、いつこ先生から「着せてあげるから、浴衣持っておいで!!」とお声がけいただき、実家の押し入れをひっくり返して、もう何年も袖を通していなかった浴衣と、大好きな祖母がよく着ていた浴衣を持ち帰りました。

シャキッとした気持ちで浴衣を着て出かけた盆踊りは、楽しすぎて目の前にキラキラと星が降りそそぐような…とても明るい気持ちになりました。
また浴衣を着て出かけたい!涼しくなったら着物を着て出かけたい!!そんな思いで、いつこ先生のお教室に通うようになり、毎回ウキウキワクワクしながらお稽古をしています。

7年前、息子の小学校の入学式に、義母から着物一式をプレゼントしていただきました。
「着物なんて貰っても着ることないし…」と思いつつ、断れなくて。入学式で一度着たきり、それからは開けずにずっと眠っていました。
お教室に通うようになり、久しぶりに着物の箱の封を開け、中に入っている物を見た時、一瞬時が止まったように感じました。
補正下着から帯締め、何から何まで私のサイズに合わせた小物が全て揃って入っていたのです。
「着物を着るのに、こんなに小物が必要だったのか」と、答え合わせのような感覚でした。着付けを学んでいなければ、義母の心遣いにも気づかなかったと思います。当時の自分の無礼さに反省しました。
すぐに義母に電話をし、あの時言えなかった感謝の気持ちを、今さらながら心を込めて伝えました。

自分を想って贈っていただいた着物、
そして大好きだった亡き祖母の浴衣で着付けの練習をしていると、まるで祖母がいつこ先生と私を出会わせてくれたのではないかと思ってしまいます。
だいぶ大人ですが…大人になっても、こんなに楽しいことがあるんだなぁ、と(笑)。

一期一会。
すべての出会いと感謝の気持ちを込めて、義母からいただいた着物を自分で綺麗に着られることを目標に、楽しくお稽古を続けたいと思っています。
いつこ先生、これからもどうぞよろしくお願いいたします。